美味しいコーヒーへの入り口

美味しいコーヒーへの入り口

  1. 新鮮な良い水を沸騰させて用いる。
    軟水と硬水では抽出成分量が異なります。日本はヨーロッパに比べ硬度が低い軟水です。
  2. 珈琲豆は常に新鮮な物を使用。
  3. 珈琲粉は人数分に合わせて正しく計る事。
  4. 粉のメッシュは使用器具に合わせる事。
  5. 抽出時間を守る
  6. 抽出液は沸騰させると苦くなります。
  7. 淹れた珈琲はなるべく早めに飲みましょう。(但し、十分に焙煎し火が均一に入っている珈琲豆は朝淹れてお昼に飲んでもさほど味の変化はありません)
  8. 器具は珈琲以外には使用しない事。
  9. 布袋、ペーパーは糊が付いています。使用する前にネルは10-15分煮沸。ペーパーは熱湯をかけ紙、糊臭を取り除くように心掛けましょう

珈琲は煮るものでも沸かすものでもありません。漉すものなのです。

コーヒーの淹れ方

1人前 8g~15g(好みにより増減して下さい。)

  1. 濾紙はチャック止め部分を折り曲げ、ドリッパーにぴったりとセットします。(ペーパー臭の気になる人は、セットしたペーパーにお湯をかけて下さい)
  2. 人数分の粉を平らに入れ、中央部から外側に向けゆっくりと「の」の字を描き中央に戻ります。
    注:湯は注ぐのではなく、粉の上にのせる気持ちで、少しずつ静かにゆっくりと落としてゆきます。
  3. 全体に湯がゆきわたると、しばらく注ぐのを止める方法(むらし状態)と、休まず粉の状態をみながら、ゆっくり注ぎ続ける方法と二通りあります。双方、珈琲の味が異なりますので、飲む目的に合わせ抽出方法を選んで下さい。

    注:慣れていない方は前記の蒸らす方法から始めたほうがうまく入ります。
  4. 泡を表面に浮かしながら、中の粉を躍らせない様、優しくゆっくりと丁寧に注ぎ続け、人数分を取ります。

    注:人数に関係なく湯を注ぐのに4分以上かけますと、湯がぬる目でも渋みを出す原因になります。手早くすっきり仕上げてください。

基本的な原則

湯の変化:
沸騰した湯100℃ → 空気に触れて97℃、
少々時間をおいて95℃(冬場は92-93℃)です。

粉に触れる温度95℃-90℃ → 粉の温度は常温から、徐々に上昇し、
3分前後の時間経過(82.5℃-87℃)で出来上がり、
液体温度65℃-70℃に下がっています。

カップ、スプーン、砂糖、クリームなどで20℃は温度が下がります。

飲み頃のコーヒーの温度は60℃前後です。